2011年11月11日

事業計画の策定
「いつまでに」 「どのような立地で」 「どのようなスタッフと」 「どのような業態で」

「どのような物・サービスを提供して」 「どのようなお店に」 したいのか？

「どれくらいの売上で」 「どれくらいのコストで」 「どれくらいの利益に」 したいのか？

イメージを明確にしていくと同時に、イメージを実現するためには何が必要か、

一つ一つはっきりさせていきましょう。


資金計画
物件によっては契約金が数千万円にものぼります。

契約金だけではなく、内装工事費用や当面の運転資金も必要になります。

自己資金の他に、家族や友人・知人からの出資、公庫や金融機関からの融資など、

資金計画に裏打ちされた事業計画のもとで計画的な出店をしましょう。


候補物件の発掘
開業をご希望のエリアや沿線（「どのような立地で」）、物件の大きさや賃料の予算

（「どのくらいのコストで」）は、できる限り具体的にご希望の条件をお伝え下さい。

（上記がしぼり込めていない場合でも 「どのようなお店に」 されたいのかが、

はっきりと描けているお客様でしたら、出店のお手伝いをさせていただくことができます。）

物件探しは粘り強く地道に、良い物件にめぐり合えることを信じて継続されることが重要です。


候補物件の選定
一等地が必ずしもベストの選択とは言えないことがあります。

最も重要なポイントは、「業態」 と 「立地」 の相性がよく、

「投資」 と 「利益」 のバランスがとれていることではないでしょうか。

もちろん最終的な決断をされるのはお客様ご自身です。

良い物件にめぐり合えたなら、冷静に、そして迅速に意思決定をなさって下さい。

じっくり考えている間にも良い物件は決まってしまうことがあります。

ご決断はスピーディーに！

資金調達

物件が決まったら、速やかに資金調達の目処を立てなければなりません。

契約金、内装工事費用、当面の運転資金、等々…。

最近では店舗の開業支援に特化している専門のファイナンス会社もあります。


店舗デザイン・内装工事
「どのようなお店に」 されるのかが実現していく段階です。

信頼の置ける内装業者を見つけて、予算やレイアウトを十分に相談した上でお願いしましょう。

プランについては複数提案してもらい、その中から最終的に決めるのがよいでしょう。

設備や什器については、インターネット等で安く仕入れることも可能です。

コストをかけるところとかけないところのメリハリをきかせ、初期投資をなるべく抑えましょう。


開店準備
最終段階です。

スタッフの募集やトレーニング、オープンの告知広告やトラクトの作成等々…。

新規開業の場合や業種によっては、官公庁への届出が必要な場合もあります。

届出等の重要な手続きについては、契約終了後に確認しておくといいでしょう。


祝！開店！
ついに開店です。本当におめでとうございます！

開店２〜３日前にはスタッフの方々の研修を目的として、

関係者や親しい方々をお招きしてレセプションを開催してはどうでしょうか？

新しい店舗に不慣れな状態で大事なお客様に失礼をしてしまうことのないように、

また、忌憚のない意見を言ってもらうことで運営上のヒントが見つかるかもしれません。

いよいよこれからが本番です。ご成功を心より祈念いたしております！